2014年4月21日月曜日

ポロネギとヴィネグレット

久しぶりの更新になります。

前回書いたのが2月の下旬くらい。この間にイギリスは冬時間から夏時間に変わり、19時過ぎまで日が延びるようになりました。何かと生活が落ち着かず、レシピ本を眺めながら料理するのも久しぶりでした。

もうだいぶ前になってしまいますが、ソチオリンピックをたまにテレビで見ていました。イギリスのメダル数は4つ。スケルトンという氷のレーンを弾丸のようにすっ飛んでいくボブスレーで地元バース出身の選手が金を取ったということで職場でも盛り上がっていました。カーリングとスノボでも取ったようですが、どちらかというと地味というか質実な競技でメダルを取るあたり、この国らしいなと思えます。

話題だったフィギュアスケートはどの国の選手の演技も素晴らしく見えて、昔よりも競技自体を面白く感じました。オリンピックは年代ごとに自分の物事の感じ方が変わるということを実感させてくれます。

ただ、日頃から読んでいた日本のヤフーの記事は、競技後ほぼ浅田選手一色に染まっていて、コメント欄には『感動をありがとう!』とか 『感動を再び!』とか『感動』の二文字がハリケーンのように吹き乱れていました。あまりに感動感動感動と連呼されていたので『日本人ってこんなに感動を求める国民性だっけ。そういや、英語で感動ってなんて言えばいいんだ?』なんてことを考えていました。鈴木選手と村上選手の扱いとの差が激しすぎたように感じます。鈴木選手のこれまでのキャリアにもかなりのドラマ性があると思ったのですけどね。ストーリー性重視のスポーツ鑑賞もいいのですが、こうも『感動』を前面に押し出されると、逆にその感動の対象から抜け落ちたものに考えを巡らせたくなります。


さて、今日のレシピはフランス料理にレシピ本から持ってきたものです。要は茹でたネギにゆで卵と混ぜたヴィネグレットをかけるだけのシンプルな料理です。ヴィネグレットとゆで卵がとてもよく合うので他の料理にも応用できそうです。


★ポロネギとヴィネグレット




★材料(2~3人分)
ポロネギ 1本
卵 2個
酢 小さじ1杯

↓ヴィネグレットソース↓
【A】
マスタード 小さじ2杯
ホワイトワインビネガー 大さじ2杯
水 大さじ1杯
【B】
オリーブオイル 125ml


1, 鍋にお湯を沸かして、お酢を小さじ1杯いれてから卵をお玉を使って静かにいれて7~8分茹でます。

2,ネギを10cmくらいの長さにざっくり輪切りして、塩を少し加えたお湯で茹でます。大きさにもよりますが、茹で時間は10~15分くらいが目安です。

3,【A】の材料をボールに入れて、泡立て器でかき混ぜながら【B】のオリーブオイルを少しずつ混ぜてヴィネグレットを作ります。

4, 卵が茹で上がったら流水で冷やして、手で触れるようになったら殻をむいて包丁で細かく刻んで、ヴィネグレットと混ぜます。

5、ネギも茹で上がったら、一旦水に入れて冷ましてから水気をよく取ります。冷たくするのではなく、ほんのり温かい程度で。

6,ネギにゆで卵と混ぜたヴィネグレットをかけて完成です。


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